読み書き障害③~どうしてあげますか~

特別支援教育

じゃあどう指導するのか

この前は、支援について考えてみました。

今回は、読み書き障害における指導について考えていきましょう!

その前に支援と指導の関係を簡単にまとめました。

支援は、その子が負担なく目標に向かえるよう学習の環境を変えること

指導は、その子が目標に向かえるよう能力を上げること

読み書き障害であれば、上のようなことが当てはまると思います。

今回は、その能力の上げ方です。

ひらがな・カタカナ・漢字どうやって覚えてきましたか??

 

ひたすら見て書いて見て書いて何回も書いて覚えてきましたんじゃないでしょうか

そんな記憶があります笑

それがベタで誰もが覚えやすい方法だからでしょう

この前も書きましたが、その方法が合わない子もいます

読み書き障害でなくても書いて覚えることが苦手な子もいるでしょう

自分にあった方法で覚えていく方が、良いですよね?

読み書き障害の子どもたちにあっていることが多い方法を1つだけ紹介していきます。

聴覚を利用した覚え方

読み書き障害の子どもたちは、視覚認知能力が低いことが多いです。

見て書くのは苦手なんです、、、

だから聴覚的な記憶力をメインに覚えていきます!

Yくんを例にして指導を考えていきます。

Yくんは、5年生でひらがなを完全に書くことができませんでした。

ひらがな・カタカナは、絶対的に必要な能力なので完璧に覚えるように指導していきます。

漢字はまた今度です。

Yくんは、ひらがなを読めるけど一音一音思い出しながら読んでいるため音読は遅いです。

これは、音と文字がリンクしていないからです。

聴覚を利用した覚え方は、50音を音声で覚える必要があるので、

まずは、音と文字をリンクさせます

①口頭で、50音表の配列を覚える。1.何も見ずに『あかさたなはまやらわをん』を言う

3日連続で言えるようになったらに進む

2.『あ、あいうえお

  あか、かきくけこ

  あかさ、さしすせそ

  あかさた、たちつてと

  あかさたな、なにぬねの

  あかさたなは、はひふへほ

  あかさたなはま、まみむめも

  あかさたなはまや、や、ゆ、よ

  あかさたなはまやら、らりるれろ

  あかさたなはまやらわ、わをん』

何も見ずに言えるようになるまで続けます。

音を手がかりとして文字の形を引き出すために必要だからです。

次はアウトプット!

②50音表を正確に書く練習

1.いきなり全部ではなく、サ行まで書くなどして範囲を限定する

少しずつ増やしていく。1日5セットが目標

2.必要に応じて濁音、半濁音、拗音も覚えていく

『がは、かに点々』『ちゃは、ちに小さいや』とかで

③50音表を速く書く練習

(②の必要がなければ③からでも良い)

思い出す速さを上げるために行う

Yくんは5年生だから1分半が目標

3年生までなら2〜3分が目標。

④全ての文字をランダム掲示で書けるかテスト

 

*②③の後は、本人がしっかり書けているか見直しすること

カタカナも同様に行います!!

この方法は、バイパス法って言われてる方法です!

音から文字に変換するために50音表をバイパスとして書くことにつなげるらしい、、、笑

論文貼っときますね!

もっと詳しく読みたい方はどうぞです!

さあYくんは、練習の結果

50音表を覚えたことで音読も少しできるようになってきたみたいです!

この練習の結果が定着するように次は何しましょうか!!

また次回書きますね笑

じゃーの!!

読み書き障害①

読み書き障害②

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