どーも!こんにちは!もみじ先生です!!
今年度は、理科を4・5・6年生で教えているので
去年までほぼ使うことのなかったNHK for Schoolがこんなに良いものだったんだと改めて感じているところです。
学校では、教室のパソコンのアプリからアクセスできたり、ブラウザからアクセスしたりしてNHK for Schoolで必要な資料を見ることができますよね!
僕が小学生だった頃は、先生がビデオを持ってきて、それを見ていた記憶があるのでたった10年で時代はなんと便利になったんだと思います。
そうは思いますが、やっぱり使ってみると、、
パソコンにログインしてアプリをダブルクリックをしても10秒くらい待たないと出てこないNHK for School
NHK for Schoolを開いても見せたい番組がどこにあるのかわからない
いらない部分を飛ばして見せたい
ダウンロードが遅くてなかなか映像が出ない
なんてことが起こることありませんか?
できれば授業中に、パソコンと睨めっこしてしまうことは、避けたいですよね!
僕は、iPadを使うことで『テレビを見ましょう』から1秒で子どもたちに映像資料を届けたり、番組の中の必要な部分だけを見せたりすることができています。テンポ良く授業を進めるにはとても大事なポイントではないでしょうか。
この記事を読むことで、iPadを使ってNHK for Schoolを最大限効率的に利用できる方法のヒントを得ることができると思うので、自分のスキルの一つにして欲しいと思います。
画面収録を使ってNHK for Schoolの動画をiPadに保存する
結論は、見出しの通りです。画面収録機能を使ってiPadに動画を保存しておけば一瞬で見せたい動画を用意することができます。
iPadに保存することでメリットが5つあります。
- 一度保存すると再生時にネット環境がいらない。
- 使う時に時間がかからない。
- 巻き戻したり早送りすることが簡単。
- トリミングなどの編集が可能になり見せたいところだけくりぬける。
- 単元ごとにアルバム整理しておくと来年以降使う時に資料を探す手間がなくなる。
詳しく解説していきますね。
- まず、iPadでNHK for Schoolを開きます。そして、授業で使いたい番組のページにいきます。
- そのページでiPadのコントロールセンターから画面収録ボタン(◉)をタップします。すると3秒後に画面の録画が開始されます。
- 開始されたら動画の再生ボタンを押して番組が終わるまで、見て待っても良いし他の仕事をしていても良いです。
- 番組が終わったらコントロールセンターの画面収録ボタン(◉)をタップすると録画が終了します。
画面収録ボタン(◉)はここにあります!
録画された動画は、写真アプリに保存されています。
基本的にはこれだけです!おそらく映像を授業で使うときは1度確認するために視聴すると思うのでその時にiPadで保存してしまいましょう!
視聴するときの一手間だけで、
再生する時にネット環境がいらないこと
授業で使う時に時間がかからなくなること
巻き戻したり早送りすることが簡単になることが
達成できます!!
この状態では、映像のはじめと終わりの部分に不必要な映像も一緒に録画されているので動画をトリミングする必要があります。
別に気にならなければこのままでも十分使うことができます!
保存した動画を写真アプリで少しだけ編集する
編集!?そんな高度なこと聞きたくないって思われた方。安心してください。誰でもできる簡単な編集です!文字を入れたり音楽をつけたりみたいな細かいことをする必要はないです!
こんなことありませんか?
番組の中のある部分だけを授業で使いたい場合。そんなときは、写真アプリでトリミング(切り出す)をすることが簡単にできます。
以前は動画をトリミングすることが写真アプリではできませんでしたが、今では写真アプリの編集ボタンから動画を短くすることが可能になりました。
- 編集したい動画の画面の右上に編集ボタンがあるのでタップすると編集画面に変わります。
- 編集画面の下に動画全体のバーがあるので、黄色の枠を動かして見せたい場面を調節しましょう。
- 調節できたら編集画面の右上にチェックマーク(☑️)があるのでそれをタップします!
- チェックマークをタップすると『ビデオを保存』(上書き保存)か『ビデオを新規クリップで保存』(新しく保存)と出ますが元々の映像も残しておきたい時だけ『ビデオを新規クリップで保存』を選択しましょう。
これで簡単な編集は完了です!
ここまでくると見せたい部分だけ見せることが簡単にできますね!
写真アプリのアルバム機能を使って動画を整理する
写真アプリに保存しておくだけでも良いんですが、仕事の効率を考えると動画を保存してすぐに単元ごとのアルバムを作って動画を整理しておくことがベストです。
なぜなら、どこになんの動画があるのかすぐに把握することができるからです。
何かを探す時間は非常にもったいないです。もしまた今回使った資料を使いたい時にすぐに取り出すことができるようにアルバムに分けて保存しておきましょう!!
『あの動画どこにあったかな〜』と画面をスクロールするのは、動画を保存している意味が半減するほどもったいないです。
アルバムの作り方です。
- まず写真アプリのカメラロールの画面で右上の選択をタップしてアルバムに整理したい動画や写真を選びます。
- 選んだら左上の共有マーク(四角と矢印のマーク)をタップします。するとアルバムに追加と出ているのでそれをタップします。
- 新規アルバムを作ってそこに保存しましょう。これだけです!!
動画の保存→見せたいところのトリミング→保存先の整理
のように授業の準備を進めることでNHK for Schoolを最大限利用できるのではないかと思います。
動画を視聴する時にこのルーティンを組み込めば、授業で見せたい動画を効果的に使用できるだけでなく、次年度以降にまた同じ動画を使いたくなった時に必ず役に立ちます。
とても効率がいいと思いませんか?iPadを持っているならぜひ試して欲しいと思います。
iPadでなくても似たようなことができると思うので実践してみてください。
授業で実際に使う
下ごしらえは完了しましたね! 保存した動画たちは、早く使ってくれ〜と思っているはずです笑
iPadだけでは動画を見せることができませんね。大型モニターやプロジェクターに接続させないといけません。今の時代教室用のパソコンとHDMIケーブルがセットで設置されているはずです!そのHDMIケーブルを使わせてもらいましょう!
iPad Proを持っている方は、USBーcとHDMIを接続するアダプタ
それ以外のiPadを持っている方は、LightningとHDMIを接続するアダプタを用意すると有線でモニターやプロジェクターを接続させることができます。
AppleTVがあれば、どのiPadでも無線で接続することが可能です。
接続できれば後は、写真アプリから見せたい動画を選んで再生するだけです!アプリの立ち上がりを待つこともダウンロードを待つこともありません。スムーズに授業が進みます!
また同じところをもう一度見せたい時も、指でスクロールするだけで簡単に巻き戻しできます。
先日心臓のから出ていく血液の流れを確認するためにやってみると子どもたちは、『心臓から一度肺に行ってまた帰ってきて全身に行くんや』とよく理解できた様子でした。またこの巻き戻しは、逆再生しているようにも見えるので楽しく映像を見ることもできます。
もう一度見たいと言うような声にもすぐに対応できるのでiPadに動画を保存しておくことは本当におすすめです!
まとめ
NHK for SchoolをiPadで最大限利用する方法を紹介してきました。
まとめると、こういうことですね。
動画の保存→見せたいところのトリミング→保存先の整理→実際に使う→何度も使える
- ネットワーク環境がないところでも使えることで授業中の待ち時間がなくなる。
- パソコンと違ってiPadで動画を見せるだけだから操作性もいい。
- 保存しているから消さない限り未来永劫使える。
以上のことから僕は、NHK for Schoolの動画は保存してから使うようにしています。実際、視聴する時のほんの一手間でこれだけのリターンが返ってくるので今後も続けていきたいと思います。
少し気になっている方もいると思いますが、著作権のことです。NHK for Schoolを学校の授業のために保存することは、今のところ大丈夫なようです。このようにサイトに書かれています。
iPadを授業で使いたいと思っている方にとって一つの手段となれば幸いです!
今後も、iPadを便利に学校で使う方法を紹介していきたいなと思っています!
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最後までありがとうございましたー!
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